★今年の稲作状況 ★今年の作付け品種 ★自然体験楽校 ケロケロ通信 第66号

このところ、なかなか通信が書けなくて、気がつけば1年ぶりのケロケロ通信です。

今年の稲作状況

今年は10年ぶりの冷夏とかで、北日本を中心にかなりひどい状況になっているようです。

九州でも茎数不足や病虫害による減収は避けられそうにありませんが、9月になってからの゛遅れてきた猛暑゛のおかげで、10年前のようなことはありません。

我が家の米は、充分にゆとりがありますので安心して下さい。

今年の作付け品種

今年は例年以上に多くの品種を栽培しています。
いずれも極良食味品種ばかりです。
早いものから順に品種を紹介をしましょう。

ヒデコモチ
極早稲の良食味モチ。
コシヒカリ
今さら説明の必要はないでしょう。
久々の作付けです。
朝紫
短粒種の早稲黒糯です。
真っ黒の玄米餅がつけます。
夢つくし
福岡県内だけで栽培される中期の良食味米。
イセヒカリ
伊勢神宮の御神田で発見されたコシヒカリの変異種です。
あさひの夢
愛知農試で作り出された期待種です。
山田錦
酒米最適品種。
ドブロク用に栽培。
ヒノヒカリ
九州を代表する品種。
食味の劣化が遅い保存性のよい米です。
葵の風
無肥料栽培でその特性を発揮する晩生種。
黒糯(中粒種)
我が家で炊き込みご飯用に品種改良を重ねてきたオリジナル品種。
現在改良中の品種も3系統あります。

※新米の配達は、10月の10日過ぎくらいから予定しています。

自然体験楽校

昨年から始めた環境講座「自然体験楽校」も、お陰様でたくさんの方の協力を得る事ができ、今回で14回を数えることになりました。

これは、農業と自然生態系の関わりや農村文化を、親子で体験を通して学んでもらおうという企画です。

3月4月を外して、毎月1回の予定で行事を行っています。

6月1日、泥んこ田植えでは、参加88名の参加、ドボドボの田んぼに初めてはいる人が多く、その感触にはまった人がたくさんいたようです。
中には泥の中を裸で泳ぎだす子まで出て、周囲をわかせました。

6月29日、アイガモ放鳥と田の草取りでは、82名でした。
喜んでヒナを抱っこする子もいれば、怖くて触れない子もいました。田の草取りは腰は痛いし、汗だくになるし、やはり辛い仕事です。
でも自然の中で一生懸命汗をかくことで、違った楽しみを見つけることができたようです。

7月27日、田んぼの生きもの探し、101名。
さすがにこの回は子供たちがいきいきしていましたね。
30種類の生き物を探そうというノルマも大きくクリアーして、50種類もの生き物が発見されました。
これには私も感激しました。

8月17日、いねの花の観察と水路で魚釣り、29名。
開催を危ぶむようなあいにくの天気。
やっぱり雨が降り出して、1時間くらいしか魚釣りができませんでした。
それでも全員魚が釣れたようで、一安心しました。

今後の予定は以下の通りです。
興味のある方は参加してみませんか。
親子連れでなくても、大人だけの参加でもOKです。

9月20日(土)
稲刈り
10月26日(日)
収穫祭「合鴨に感謝して、命を考える」
11月16日(日)
餅つき大会
12月14日(日)
しめ飾りを作ろう
1月18日(日)
アカガエルとカスミサンショウウオの救出作戦
2月15日(日)
環境講演会、まとめ

※詳しくは、催し物案内所のページをご覧下さい。

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