「県民と育む農の恵みモデル事業」田んぼの生き物調査

農の恵みと生き物調査の趣旨説明があっています。
今回は、地元の農家、県農林や普及センター、町役場の他、地元遠賀高校の先生や生徒、九州共立大学の竹内先生も学生たちを連れて参加してくれました。

田んぼはカメラをもって入らなかったので写真がありませんが、水路の生き物の写真を少し。
ご存知、メダカ。

7~8㎜の小さな巻き貝ですが、違いが分かるでしょうか?
よく見ると殻の巻き方が左右で逆になっています。
右の方が右巻きの姫モノアラガイ、草食性の在来種。
左の方が左巻きのサカマキガイ、ヨーロッパから進入してきた外来種。
雑食性で、姫モノアラガイの卵や稚貝も食べていて、テリトリーをどんどん拡大しているという。

ニッポンバラタナゴ、「ニホン」じゃなくて「ニッポン」ていうのは、この魚だけだそうな。

熱帯魚よりもきれいなこの魚には、小学生の頃深く係わった経験があり、特に思い入れが大きい。
昔のように水路によみがえらせたいと願っている魚である。

他にもたくさんの生き物を見つけることができました。
オタマジャクシ、雨蛙、沼蛙、ミジンコ、ユスリカ、カブトエビ、豊年エビ、貝エビ、丸タニシ、スクミリンゴ貝、姫モノアラガイ、サカマキガイ、カワニナ、シマゲンゴロウ、姫ガムシ、メダカ、フナ、カマツカ、カワムツ、モツゴ、ニッポンバラタナゴ、ワダカ、南沼エビ、スジエビ、トビムシ、背白ウンカ、鳶色ウンカ、ツマグロヨコバイ、稲水象虫、子守グモ、八星姫グモ、優形足長グモ、赤胸グモ、姫アメンボ、薄羽黄トンボ、ヒル、といったところです。
これは前回6月10日の観察風景です。

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