これからを考えるキッカケになりました

早いもので、もう2月です。
つい先日、年が明けたばかりのような気がしています・・・。

1月の末に八女市で行われた「九州・山口 有機農業の祭典in福岡」は200名以上の方にご参加いただきました。
テーマは「つなぐ、つづける、有機農業」ということで1泊2日の開催でした。

この有機農業の祭典は、九州7県と山口県の合計8県の持ち回りで毎年開催されています。
例年、祭典の実行委員会は有機農業研究会の理事会等で企画運営をしているそうなのですが、今回は研究会の若手のメンバーを中心に企画運営をしてきました。
折角若手のメンバーが集まるので、”毎年恒例”は一度置いておいて、私達が本当にやりたい事、気になっている事、伝えたい事をカタチにするため、1年間準備をしてきました。準備の甲斐あって、祭典も無事に終えることが出来ました。
ご参加・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

基調講演にお越し頂いた茨城県の久松農園の久松さんが祭典の閉会時に話した内容の中に、「”有機農業”の祭典だけれども、”農業”の祭典と話していることはさほど変わらない。この祭典に参加した若者が有機農業の世界にキラキラしたものやワクワクするような”何か”を見つけることはできただろうか」と言う様なものがありました(多少の言い回しの違い、ニュアンスの違いはあるかも知れませんが…)。
確かに、有機農業だからこそ出来ること、伝えられることが他にもまだ多くあったかもしれません。今はまだ、具体的な内容が見出せていないですが、担い手や技術継承の問題、農業経営、労働力の問題、環境問題など、考え出せばキリがないくらい多くの問題が有機農業の業界にも迫ってきています。

何か行動を起こすにしても、次の祭典の福岡開催を待っていると随分と先になってしまいます。福岡県有機農業研究会独自で必要な”有機農業運動”をさらに進めていかなければと感じています。今回出来た若手メンバーとのつながりを活かして、次の一手を計画していきたいと思います。


写真は、実行委員会のメンバーが記録していたものをおかりしてあげています。
開催中、写真を撮る暇が全くありませんでした…。

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