大きな実りになるように

本日は種蒔きを前に、種籾の準備前半戦で塩水選(えんすいせん)と温湯消毒を行いました。
当園では田植えを2回に分けて行っているので、これらの作業も2回ずつ行います。

塩水選は、塩水を使った種籾の選別方法で、軽い種籾を取り除いて、大きな粒で実のしっかり入った種籾だけを残します。
当園では、生卵が少し傾いて浮くぐらいの比重にして塩水選を行っています。
自家採取の種籾では、実のつまり具合にバラツキがあるので品種によってはごっそり種籾を取り除く場合もあります。
取り除いた軽い種籾は、数回に分けて鴨の餌にしています。

温湯消毒は、60℃を少し超えるお湯で、種に付くカビや細菌を除去し病気を抑えるためのやり方です。
消毒と言っても特別な薬品などは使わずに水だけで行います。
温度によって浸水させる時間は変わりますが当園では概ね3~4分で行います。
種もひとっ風呂浴びて気持ちよさそうに見えてきます。

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