カバープランツ

今まで畦草刈りといえば、草刈り機で畦草を全部刈り倒していました。
でも今年は考えを少し変えて、邪魔にならない草はあえて残しています。
そんな自然にある草で畦を覆って、他の草が茂るのを抑えたり、土が流れるのを防ごうという考えです。
それらが茂ったところは草刈りをしなくて済むかも知れません。

チドメグサ、よく見かける畦草です。
背丈が低く緑が美しい柔らかい植物で、かなり繁殖力も強く、カバープランツとして最有力です。

ミゾカクシ
繁殖力は上の植物ほどではありませんが、小さな葉っぱで絨毯のように畦を覆ってくれます。
何よりも、淡いピンクの小さな花が可憐です。

蛇イチゴかと思っていたら雄蛇イチゴだそうです。
抑草効果は今一ですが、稲にも歩くのにも邪魔にならず、黄色の花も可愛いので刈る必要がありません。

これはやっかいな雑草です。
うちの辺では畦縛りと呼んでいますが、紀州雀のヒエというのが本名らしいです。
牧草に紛れい進入してきた外来植物だと聞いています。
除草剤には弱い草なのですが、有機農業に転向してからというもの、この草に悩まされています。
ものすごい繁殖力で、畦や農道を覆い尽くし、田んぼの中や川の中まで進入して大繁殖します。
きれいに草取りしたつもりでも、土の中に取り残した一節からまた同じように繁殖します。

おまけの写真
土ガエルの子、だいぶ尻尾が短くなってきた。
こちらは沼ガエル。
この前までオタマジャクシだったのに、いつの間にかカエルの格好になっています。

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