田んぼデビュー

大雨だといっていた天気予報とちょっと違って空が少し明るい。
この機を逃したらまたいつ入れられるか分からないので、急遽ヒナを入れることにしました。
稲も大きくなっていますが、ヒナもずいぶん大きくなっています。

初めての田んぼに夢中です。
馴れるまでは狭く囲った内囲いの中で練習します。

連日の雨で、梅雨前線に乗って大陸から背白ウンカや鳶色ウンカがたくさん飛来しています。
稲の高いところにとまった害虫などをジャンピングキャッチ!

休憩場に上がって羽を乾かすことを覚えたところで、内囲いの網を撤去します。
広い田んぼへ、いざ出陣!
「みんな何処?」
稲が大きくなって見通しが悪く、置いてけぼりになったヒナたちが不安そうにみんなを捜して鳴いています。
これは、電気柵の怖さを犬に学習させるためのチクワです。
古野隆雄さんの話を聞いて、早速電線にぶら下げてみました。
一度ショックを味わった犬は、二度と電線に近寄らなくなります。

実は、うちのオチビンもギャン!と悲鳴を上げて、目をまん丸にして泣いて帰りました。

これはカラスの学習用です。
テグスを張り巡らしていても、毎年数十羽はカラスにやられています。
最大の外敵です。

休憩場の電気柵の支柱にとまる姿をよく見かけるので、工夫してみました。
先端のアルミホイルは地面にアースしています。
太い針金で輪を作り、電線に接続しています。
そこにおとりのチクワ…
生ゴミあさりで知っているので、アルミホイルにも強い興味を示します。
きっと気絶するほどのショックを受けるはずです。

ヒナの味を知っているカラスが早速集まってきました…

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