農の恵み第3回生き物調査

今年の最終回の生き物調査を行いました。

今回は農と自然の研究所の宇根豊さんが応援に駆けつけてくれました。
福岡県有機農業研究会の理事仲間であり、私を有機農業の道に引きずり込んだ張本人です。
日本国中に減農薬運動を広げ、日本の農薬使用量を激減させた人でもあります。
そして、次世代の農業環境政策を見据えて、この「農の恵みモデル事業」を企てた運動家でもあります。

さすがに長年田んぼの生き物たちと向き合ってきただけに、生き物たちへの深いまなざしと、豊富なエピソードで、聴く者たちを宇根ワールドへ心地よく引きずり込んでくれます。

この事業の目的は、農の豊かさを町の人に伝えるには、まず百姓自身がその豊かさに気付き、
百姓自身の言葉で、お金とは違う豊かさを伝えることにあります。
その研修の場としてこの事業があるのです。

例によって写真がほとんどありません。

優形足長蜘蛛(ヤサガタアシナガグモ)


大和木葉蜘蛛(ヤマトコノハグモ)


土用鬼蜘蛛(ドヨウオニグモ)


八星姫蜘蛛(ヤホシヒメグモ)


鎌蠅(カマバエ)
茶色の小豆粒のように見えるのはツトムシに寄生した寄生蠅の蛹


名前不明
体長は5㎜程度、顔の形からして蜂の仲間のようだが、なんという虫だこと!
何の為にこんな長い邪魔な触角を持っているのだろう。
この長すぎる触角のせいで、ヘロヘロとしか飛ぶことができず、
飛んでいるところを簡単に手で捕まえることができた。
この蜂も誰か名前を教えて…

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